ウミガメの保護啓発活動について
ウミガメを守るために、みんなができること。私たちができること。
ウミガメのために、
みんなができること
プラスチックや漁具、重金属などで汚染された海。沿岸部の開発による産卵場所の減少。餌となる生き物の生態系の変容。海水温の変化。私たちの暮らしが環境問題につながり、さらにそれは絶滅の危機に瀕したウミガメたちの暮らしに直結しています。
ゴミを拾う、ゴミを持ち帰る、産卵場所に車で乗り入れないなど、ウミガメを守るために私たちが日常で簡単にできることはたくさんあります。ウミガメと環境、私たちの暮らしについて、一緒に考えてみませんか?
(有)ウミガメフーズ代表取締役社長 石本慶紀
SDGsへの取り組み

紀宝町ウミガメ公園では、SDGs(持続可能な開発目標)の実現に貢献していきます。ウミガメの保護啓発活動や環境学習活動を通じて、ゴール14「海の豊かさを守ろう」を中心に、ゴール6「安全な水とトイレを世界中に」、ゴール10「人や国の不平等をなくそう」、ゴール11「住み続けられるまちづくりを」、ゴール15「陸の豊かさも守ろう」を重点的に取り組み、地域社会の持続と発展に努めます。
紀宝町ウミガメ公園
4つの取り組み
紀宝町ウミガメ公園では、希少なウミガメを守るため、主に4つの保護活動に取り組んでいます。
保護啓発活動
ウミガメを守る大切さについて多くの方に知っていただくために、ウミガメと触れ合うイベントやカメに関する解説板の設置、飼育員による説明など、多彩なアプローチをしています。
ストランディング調査
海洋生物が陸に打ち上げられることを「ストランディング」と言います。七里御浜で起きたウミガメのストランディング調査を行い、カメの状態やタグの有無、甲羅のサイズなどを調べています。
混獲個体の保護
漁業の定置網に引っかかってしまったウミガメを保護し、一時的にプールに収容。ケガの回復や個体情報の記録、タグ付けを行って、回復した後に海へと放流しています。
上陸・産卵調査
アカウミガメの産卵シーズンには七里御浜で夜間にパトロールを行い、上陸や産卵の有無を確認しています。産卵があった場合には、産卵巣を調べて卵の数や孵化率を確認しています。
インターンシップ、職業体験
紀宝町ウミガメ公園では、私たちの活動理念に共感していただき、実地でウミガメの保護啓発活動やウミガメ公園での勤務を体験する
インターンシップ生及び職業体験を受け入れています。
季節によって体験内容は異なりますので、ご興味のある方は一度お問い合わせください。
職業体験の一例
- ・ウミガメのエサやり体験
- ・ウミガメプールの清掃
- ・海岸パトロール
- ・ウミガメの保護啓発活動
ウミガメサポーター大募集!
ウミガメたちが健やかに暮らせる環境の維持活動に、ご支援いただける方を募集しています。
サポーターの方々に
①ウミガメサポーター認定証を交付します。
②ウミガメプールに名前やグループの名札を掲示させていただきます(任意です)※企業、商店、団体の広告に使って頂いても結構です。
サポーター特典
①ウミガメに関するイベントに参加頂けます。
②年に数回のウミガメプール掃除に参加頂く事ができ、大きなウミガメのこうらを磨き、間近で写真撮影もできます。
③昨年は傷ついたウミガメを海に帰す放流会が、実施されました。
④以前にはウミガメ協議会の会長によるウミガメの勉強会やウミガメの産卵時期には夜、海辺を歩くパトロールへの参加などの実績。
※こうら磨きにつきましてはフェイスブック、ツイッターにて告知いたします。参加ご希望の方はお申し出下さい。
ウミガメと共生するために
ウミガメと共生するために行っている活動をご紹介します。
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